ビットコイン相場の仕組み

ここ数年は「ビットコイン(Bitcoin)」という仮想通貨がよく話題になっていますが、いまいち難しくてよくわからないですよね。
今回はビットコインについて初歩的なところから紹介しながら、ビットコインの相場や将来についても少しだけ考えてみたいと思います。

そもそもビットコインはウェブマネーやBitCashのような仮想通貨とはどのようにちがうのでしょうか。
ウェブマネーなどは民間の会社が発行している仮想通貨ですが、ビットコインは特定の会社が発行しているわけではありません。
ビットコインは「P2P」という仕組みで、インターネット上で維持されます。ビットコインの利用者が自分たちで維持していく仕組みということです。
ただし自分自身の所有しているビットコインは本人のパソコンに保有されています。以前、うっかり7億円以上ものビットコインが保存されたハードディスクを捨ててしまった人が話題になっていました。
個人で保有し続けるのもリスクがあるため、ビットコインを交換したり預けたりしておくことのできる交換所というのも登場しました。もっともマウントゴックスという交換所がいきなり取引を中止したりと交換所も安全とは限らないわけですが・・・。

ビットコインは最終的な上限が2100万BTCと定められていて、今は「マイニング(採掘)」という行為で誰でも少しずつ手に入れることができます。
上限が決まっていることや採掘という仕組みから、通貨というよりは仮想の貴金属のようなイメージの方がわかりやすいかもしれません。採掘スピード次第ですが、120年後ぐらいに掘り尽くしてしまうようです。

ビットコインはP2Pですので、匿名で仮想通貨を保有できることになります。当然、問題のある使い方をされてしまう可能性は高いため、法的に制限している国も存在しています。
日本ではビットコインそのものは禁止されていませんが、マネーロンダリングなどが行われないようにするため、交換所の口座開設に本人確認を求めるなどの対策に乗り出しています。
ビットコインは日本円を始め、多くの国の通貨と交換することができるため相場が変動します。自国の通貨よりもビットコインの方が信用できるという人もいるようで、多くの資金がビットコインに流れ込んできています。
今後のビットコインの相場がどうなるのかはなんとも言えませんが、今後も世界経済の不安が続くのであれば、ビットコインという選択肢はなくならないのではないでしょうか。